12月17日  
 
 映画が好きでよく見ます。 といっても金と時間の関係で、最近はずっとBSでダビングしたのを見るのみ。 昔見て、「これは」というのを思い出したようにDVDで購入する事も。

今はネットの発達で、映画の批評がすぐにチェックできるのでこれも出来るだけチェック。 こんな見方があったのかと新発見することもある。

「春の惑い」2003年の中国作品。 確か新聞の映画評で誉めてあったのでツタヤで借りて、その時、大変感銘をうけた作品。こういう地味な作品は、入手が難しいとおもってアマゾンで調べるといわゆるレンタル落ちで購入可能。 再見で更に感心する。 第二次世界大戦後の中国の小都市(というより田舎?)の若い夫婦、もと大地主、のもとに久々に友達が訪ねてくる。 という設定。 どこが素晴らしいかは言い出したら2時間かかるので割愛しますが、再見後、ネットでチェックすると100点満点で30点をつけとるアホがおる。 これがよく見る映画批評のページ。 映画が面白いか、面白くないかは人様々だが、この映画に30点しかつけれないのは、この映画の良さが半分も理解できてない証拠。 気になったのでキネ旬を調べると、この年の洋画の29位とこれも低い。 この年の洋画ベスト10は、たまたま7本も見ているが、個人的にはこの7本の中では上位に入る。 評論家別にみると、ちゃんと10点をつけている人が2名おり、尊敬する佐藤忠男さんが5点。佐藤さんは第3国映画に甘いからな、もあるが。そのほかの人の点はほぼ無しで、大きくバラツキがある。 ちなみに中野翠さんがこの年の7位にランクしており嫌悪の激しい人でもOK。 同じ時期にBSの取り残しで見た映画「テキサスの5人の仲間」が思わぬ拾いもの。こんな面白い映画をもう誰も取り上げないのは勿体無い。

と、今年最後の日記が映画の話になってしまいました。 今年も店へのご愛顧、あるいは本ページへのご支援有難うございました。 

写真は、グーチャンというマシャッドの近くの絨毯。 カシュガイの模様を使っています。 マシャッド周辺はキリムも盛んで、この絨毯もキリムのようにソフトだが、これは絨毯。 色が鮮やかです。

 12月7日  
 
 前回に続き舞岡公園です。 紅葉休憩所だったかの紅葉、今がピークのようです。

パノラマ写真も上に載せます。

 11月24日  
 
 雨とか色々あって久々の週末の舞岡公園散歩。 一ヵ所、多分、小学生が作った創作案山子をまとめて並べている箇所がある。 30本以上。 遠くから見ると人が集まっているように見えるが、近づくとこんな感じです。 いつものコースを歩いて、山を下りたところに花やさん。 入口にピンクの花が空をにらんで群生してます。 立派で、かつキリリとしている。名前分からず家に帰ってカミサンに聞くと「皇帝ダリア」。 なんと同じマンションの1階の庭にも咲いてました。 
 11月13日  
 
 店からの帰りに時々、戸塚駅前のスーパーに寄って買い物をする。 大したことないものばかり。 そういえばウイスキが切れていた。 といっても最近は11時過ぎにはメチャ眠くなって殆ど必要ない。 ほんと、ウイスキは若い時は結構飲んだが、ある時からとんと飲まなくなったなーと売り場に行くと、「あかし(明石の地ウイスキ)」と銘打ったウイスキがある。ニッカ、サントリー、外国どれにしようかなと思っていたので、「エエ」。 しかも安い。 確か700円ちょっと。 裏のラベルを見ると江井ヶ島酒造とある。 知ってる! ファミリヒストリーではないが、うちのおじいちゃんまでは、この地、明石市の西部の江井ヶ島にいた(らしい)。 地元の人だけわかる話だが、明石市の大久保と魚住という所の間が江井ヶ島という地名で、前がすぐ海、瀬戸内海ののんびりした田舎。 三木の実家以上に田舎っぽい。 サラリーマン時代の最後の会社の工場がすぐ横の明石市大久保だったので、その際、この江井ヶ島を訪ね、江井ヶ島酒造の趣きのある醸造所の前の道も通った。ここがなんとウイスキもつくっていたのだ。 横浜のスーパーで売られているという事は結構人気なのかも。 まだ味見はしてない。
 10月20日  
 
 田舎の秋祭り。 親の入退院で帰省したのが偶々秋祭りのタイミング。  写真では伝わりませんが、屋台(地元では「たいこ」と呼ぶ)を動かす掛け声と太鼓の音が人を引きつけます。 これは子供時代からの習性。 あの頃、一日屋台のあとを夢遊病者のようについていってました。 映画「黒いオルフェ」でサンバのリズムに子供が寄ってくるみたいなものです。 写真は宮入の写真。 岩壺神社の秋祭りです。

 9月28日  
 
 シルバーウイークの1週間前にカミサンと青森に行ってきました。 2つの山と5つの温泉。 相変わらずガメリすぎのスケジュール。 ただし山は、青森の高さ一位と二位の山、ながら8合目まで車、9合目までリフト(今回は故障中)の岩木山、頂上から日本海方面。たまたま雲が切れました。 もう一つはロープウェイで後・標高300m以内の八甲田山大岳。 ロープウエイから降りた遊歩道から見えてる稜線がほぼ登山道です。

なるべく楽して登りたい! の一心の登山ルート。 温泉はどこも素晴らしい。 今回は立ち寄り湯だったのですが、青荷温泉。 次に来るチャンスがあれば是非泊まりたい。 本当に山のなかにポツンとある(周りはただただ山です)温泉旅館です。

 9月4日  
 
 一か月近く前の話。 お盆に田舎に帰った時、いつも神戸三宮で友達と会う。

中学・高校の友達と今回いったのはイラン料理。 元町駅の北側に中華の美味しい店が集まっている一角があるが、以前その付近のビルの3階にイラン料理を発見したので一度、チャンスを見つけて行こうと思っていた。 最近出来た店かと思っていたら、もう8年もやられていると。PARS CUISINE(パースクイジン)が店の名前。いつもイスファハンで食べる料理とほぼ一緒と採点しました。 作っておられたのは日本人。 イラン料理はそれほど魅力的なものでない、と思っていた。 「おこちゃま」の保守的な味覚の自分にとっては特に。 だが、イスファハンにいくと日本メシもないし、世界どこに行ってもある中華も今のところ見た事無い。よって滞在中は、イラン料理かピザ・ハンバーガー等のファーストフッドしかない。 ケバブ、煮込み料理、ヨーグルト、ナンと長米のライス。

大体これでつきる。 しかしこれしかないと、段々美味しくなってくる。 長米ライスにヨーグルトをつけて食べる。 あ、いける! (しかし日本に帰ると決してこんな事はしません。) と結構楽しめるようになりました。

神戸近辺の方で、たまに変わったものを食べたい方、これはおすすめかも。

友達は、「おこちゃま」味覚でないので「おいしい、おいしい」と食べていました。

当日はあまりに暑かったので写真を忘れ、翌日の二次会でいった北野のスタバの写真をつけます。 北野の異人館スタバで大人気。 入れてラッキー。多分夜遅かったから。

 7月27日  
 
 

毎日店番。 も梅雨明けのこのメチャ暑い天気と5月の買い出し効果も終わって客も来ず、と変化のない生活ですが、先週「生まれて初めて」がありました。 

鎌倉FMにゲストで呼んでもらいました。 火曜の「シーサイドカフェ」という生番組と、録音で「世界を歩こう」というノトハラヒデミさんPAの番組。 今となっては、もっと言いたい事を練習しておけばと思う事、思う事・・・・ではありますが、何はともあれ後にも先にも二度とない経験。 有難うございました。 店の宣伝も出来たし。 

録音の方は、今週の火曜の2130からドバイ編、来週火曜の2130からイラン編だったはず。 パソコンで「鎌倉FM」をチェックすれば聞けます。 地元放送で、出力が決められており、山、谷の多い鎌倉では電波で聞けない所も多く、聴取率もウウンという感じかも知れません。 局は、長谷駅から由比ヶ浜通りを鎌倉に少し戻った所にあります。 3階建てビルの3階と聞いていたので回りに3階建てがなく、これかとすぐ分かったのですが、看板もなく一階入り口に張り紙があるだけ。 写真を撮ろうとおもっていたのも、すっ飛んでしまいました。 で、今回の写真は、スマック織りキリム(シルジャン)に絨毯を組み合わせたキリムです。 キリムと絨毯で二度楽しめる? キリムらしくなく見栄えの良さ。 ドバイ、シャルジャの絨毯屋でもよく見ていたのですが、その時は、「別に」という印象だったのですが、こんな派手・派手も面白いと思いだしました。 

鎌倉FMを終って帰り、とっぷり暮れた由比ヶ浜通りを鎌倉駅まで歩きました。 昼間とちがって、レストランだけがポツポツ光りを灯しており、いい感じです。

 7月18日  
 
 イランの核合意がなされました。 これでお世話になっているイランの皆さんの生活もちょっとは良くなるかと祝合意!です。 初めは、インフレがすごくてとか・・・色々大変だったと聞いてました、が、しかし今は「もう慣れたもんね」という感じがしないでもありませんでした。
翻って、これで絨毯の値段がどうなるかは、我々の一番の関心事。 残念ながら下がる可能性はほぼ0でしょうが、どれほど上がるのか。いろんなファクターがあります。

・為替:対ドルで、この5年間で3倍以上のイランリアル安になったが、これが3倍以上のリアル高になって元に戻るのか? →そうなるとドル換算で単純に3倍高くなるぞ!

・米国の絨毯市場: 米国のペルシャ絨毯屋さんは、まっとうな経路ではペルシャ絨毯は入ってこず代わりにインドや、パキの絨毯を売っていた。 結構、日本のデパートなんかも同じような?? 需要が上がれば価格も上がる。  →これも値上げの要素。(米国は、基本的にいわゆるシティーカーペット、シルクへの関心は低いが。)

・イランは、これから経済は上向き、人々の暮らしは良くなります。 元々潜在力は高い。よって最低賃金に近い織り子さんの給金もあがり、絨毯のコストは間違いなく上がるでしょう。

と、値上げの要素ばかりです。 しかし正直、ペルシャ絨毯が世界でそんなに売れているか(歴史的な観点で)、と問われれば、NOでしょう。 となると様子を見ながらジリジリ上がるのかな、というのが取りあえずの予想です。

日本の低調なマーケットを考えると、より仕入れが上がり価格に転嫁できない。

これって絨毯屋に最悪じゃん!! 

写真は、今回買ってきたカシャン25年。 3.5m×2.5m。この緑色は今は作ってない(らしい)。 織り目は5knots・㎝でこれも今のカシャンでは難しい細かさ。

 6月29日  
 
 前回の続きでバクチアリ絨毯。 「バーデ」と「チャルトンショトーリ」(発音に若干の聞き間違いあるかも)の2種類がこのバクチアリでも傑出した絨毯との事。 まず色の出来、クリアである事。「並み」のバクチアリと並べると一目瞭然。 後、織り目の細かさに大きな差はないが、絨毯の織り目が十分しまって見るからに頑丈。 よって「並み」に比べ重くなる。 この2点。 人によっては、「並み」のバクチアリと価格で、2倍~3倍高くて良い、というが、それほど違っては売れなくなる。 バザールには、バクチアリ専門店というべき店がいくつもありここで見ると同じサイズでも色のクリアさは千差万別というのが分かる。 価格もその分、上乗せされてくる。 当店のバクチアリは、上記の範疇に入るバクチアリが半分ほどあるが、「並み」のバクチアリでも出来るだけ色がきれいに出ているのを揃えている。 シルク絨毯とかイスファハン絨毯とかは、元々薄い絨毯(織り目が細かい)なので、先ず色がボケている絨毯は少ないが、トライバル、ノマッドの絨毯になると色のクリアさで絨毯によってかなり差がある。大きくは織り目の細かさであるが、バクチアリは、糸そのものの出来の差異も結構あると思われる。

ちなみにこの「バーデ」と「チャルトンショトーリ」の差はなにか?は当然聞いたのだが、まだ納得のいくような回答はもらえていない。 左のは、「チャルトンショトーリ」の2m絨毯。 ヘシテ模様であるが、デザインも色の使い方も独特。

 6月17日  
 
 今回、買ってきた絨毯が入荷したので、その宣伝もさせて下さい。 バクチアリ絨毯。 イスファハンの 南西の山間部で織られているバクチアリ族の絨毯で、圧倒的にヘシテというガーデン模様が多い。 小さなパネルがいくつもあって、その中に花や木や動物やと賑やかな模様です。

ドバイ駐在時、ドバイではとんと見ることがなかったのですが(例えばギャッベなんかもそうです)、イスファハン初訪問で、バザールに来て右も左も分からないとき。 本当に小さな絨毯屋でヘシテのバクチアリを見て全く英語が分からない店主に手振り、身振りで話しかけました。 英語の分かる彼の友達や姪を電話口に呼び出してもらって最終的になんとか、その絨毯を購入できたのですが、それ以来、バクチアリはどこでも気になる絨毯です。 

当店ではギャッベの後、ず~と差はありますが、二番目に売れている絨毯はこのバクチアリです。 価格もそれほど高くなく、しかも高級感があります。 賑やかな模様ですが、敷いてみると意外と落ち着く。 色は赤が中心的な色なのですが、実は白色がはっとする美しさを出している、と見てます。 玄関マットのサイズから今回買ってきた2.5mの大きさまで。 マーケットではもっと大きなサイズも売ってます。 左は、その2.5mの絨毯。。 典型的なヘシテ模様ですが、「くっきり、すっきり」の色の出方が鮮やかです。(バクチアリの項は次回も続きます)

 5月29日  
 
 イラン買い出しの3段目。 今回は、ヤズドに旅行。 一番最近に見たイラン映画「花嫁と角砂糖」の舞台がヤズドだったのと、ドバイで知り合った女性がヤズドの旅行中、見かけた伝統工芸にひかれて1週間滞在したという話で期待地マックスだったのですが、色々都合があって一泊二日の予定が日帰りに変更。 風情を楽しむ暇もなく帰ってきました。

ガイドブックにドンと書いてある「沈黙の塔」を訪れるも他に観光客無し。 ゾロアスター教の鳥葬の場所とか(辞書で引いてね)。 こんな高い所までどうやって遺体を運んだのかが気になりました。 そういえば他所でも日本人はどうやって遺体を処理するのかを聞かれました。 結構熱心なイスラム教徒であるイラン人は、ノータリンな店主と違って死後の世界は気になるようです。

同じ世界の話。 ちょうどイスファハンに着いた日にお世話になっている方のお母様が死去。 90歳過ぎの大往生だったのですが、なんと間の悪いこと。

そして初七日の法事のときに招待されました。 当地の法事は、当日、7日目、40日目、一年と日本の法事と瓜二つです。 250名程度の大人数。 三々五々集まって適当に時間をつぶしたのち(ちょっとした法学者のスピーチもありました)場所を移動して11時から夕食。 これがその写真。 なんと立ったままなので早く終って助かりました。 時差の都合でもう寝てる時間や~。

 5月26日  
 
 下の続きでイスファハン買い出しから。 

横長のは、エマームスクエアの夕暮れ。 8時でまだ明るいので9時前くらいでしょう。 暗くて写真では分からないでしょうが、観光客に地元の人がこの公園でずらっと並んで座っています。 夜風が気持ちいい!って。 こっちは絨毯選びで、散々さわり尽くしてのヘトヘト感と、久しぶりに新しい絨毯を見た興奮とが混じってます。 

次は、絨毯を織っている現場です。 アバスマンスーリさんの絨毯です。 現地の風習から、このような女性が働いている現場はなかなか見るのは難しくラッキーでした。 

3m×4mの大判絨毯。 この絨毯の向こうに織り終った部分が巻いてあり既に3年目。

改めて手織りのすごさですね。 昔は織り終っての給金だったのが、今は何cm進んだから幾らという方式に変わったとか。 手さばきはメチャ早い、全員20年以上のベテラン。

最後は、ハッシュトベシェット公園。 ホテルの近くで、街の中心。 入園にお金もかからず、市民の憩いの場所でもあり、近隣の人の通り道でもあります。 大きな樹に噴水に、本当に気持ちの良い場所です。

 5月22日  
 
 イラン買い出しから戻ってきました。 イスファハンで撮った写真を何回かにわけ紹介しましょう。 まずはザーヤンデ川、この所いつも涸れ川だったのが今回は満々と水をたたえています。 両岸は、毎朝、散歩の人で一杯、休日は家族、友達でアウトドア食事の人で一杯、のんびりしていて良き所です。
次は、店主の知り合いの店です。 ここはツーリスト目当ての店で
ちょっとした裏があります。 知りたい人は店で教えます。
ちょうど訪れた時におフランスの御一行が来て、店員が絨毯をひっかえ、とっかえ説明します。 どの絨毯をどの順番で説明するか決まっているようで、手際よさにびっくりです。 今は、東京・横浜あたりとほぼ同じ気候でイスファハンへのツーリストもピークのようです。 6月になると気温があがり訪れる人も減ります。 ただし日本人ツーリストは一向に戻っていないと。 知らない所では「ニーハオ」と声をかけられます。 「日本人や。」 これは間違いなく訂正しておきます。
 4月28日  
 
 写真を一杯とってきたのでお国自慢ついでに、もう一枚、いや二枚。 と言ってもこちらのほうは故郷の意味のお国。 三木森林公園というでっかい公園というか森というか、を整備しここら辺りの憩いの場所となっています。 外周は登山道が森のなかを走っており結構な山歩きが楽しめます。 四季さまざまに楽しめ、箱物をつくるよりずっと真面な税金の使い方です。 とは言いながら店主はここでは納税しておりません。

タダで遊ばせてもらってます。 Thank you.

 4月28日  
 
 近所の写真ばかりでしたが、久しぶりに遠方でのショット。 毎年恒例の大学時代の友達とのゴルフ旅行で岡山に。 後楽園での昼食のあと訪ねた備中国分寺。 道路からも、すくっと立ったお寺が遠望できます。 優雅かつ立派。 40m近くのこんなお寺が、中央から離れた場所でも西暦700何年にできたとは大したもんです(現物は再建のものですが)。 別に「日本凄い!」のお国自慢の片棒をかつぐわけではないですが、素直に感心します。
 4月17日  
 
 忘れてました。 3月に誕生会をやったのです。 孫と、付録で自分のも。 息子が住んでいる街のレストラン。 孫は寝起きと久しぶりに会ったので、まだこの時点ではメチャ不機嫌です。 また、それがいいのです。 ご覧あれ。
 3月30日  
 
 桜の続き。 「柏尾川の桜は満開にまだまだ」と書いたのですが、日曜の夜には、もう 八分咲き。 この週末で一気に咲き出しました。 

この日の早朝はいつもの舞岡公園。

こちらは山桜で、色はぼぼ白で一本の木が大きい。 すでに散りかけているのもあります。

花弁のおおきなモクレンと、おなじく白い山桜の二本立てで見所満載。 散歩の人も多し。

 3月28日  
 
 週末の散歩。 ウイークデイは、桜の名所「柏尾川」に沿って歩くのですが、満開にはまだまだです。 変わって週末の散歩コースの一角に満開の桜。 花弁は小さくソメイヨシノではないようです。よくわからない。 散歩コースはここから一旦谷沿いに下り、再度、対岸の高所にあがるのですが(横浜南部は上がったり下りたりが多い)、そこからもこの立派な桜林は見えました。 どうして今まで気づかなかったのか、ウウ~ン、不明。 

そういえば先週、桂米朝が逝去。 高校時代、米朝の話を聞いて落語が好きになり、高じて文化祭で友達を誘って落語会をやりました。 「へっつい盗人」。 それにしてもひどい落語でした。 友達のも皆ひどかったな~。 大学が小さかったので落研もなく、そこで自分で落語をやろうというのは終わりました。 いずれにしろ合掌。 今、一番気に入っている落語は、三枝改め、文枝。 NHKTVでたまに見る程度ですが。 泥臭い関西ではなく、品の良い上方の鮮やかさがあります。

 3月13日  
 
 シルク絨毯をやってなかったな、と思い取り上げます。 と言っても当店の在庫のシルク絨毯の数は限られます。 一つは正直な所、仕入れ価格が高い事、良いシルク絨毯は高い!、

それとウール絨毯(とシルク&ウール絨毯)が本来のペルシャ絨毯。多様性、歴史、深み。

どれをとってもウール絨毯が圧倒します。 イランで作られる所謂100%シルク絨毯は、全体の5%程度。 売られる地域は日本と中東がほとんど。 シルク絨毯は、まだ作られ始めて100年、よって幾何学的模様を除くとデザインは、これまでのウール絨毯のデザインをコピーあるいは触発されたものです。 店主の感じるシルク絨毯の一番の良さは、ストレートに美しい、きれいと感じれる事。 その中でも人工的な華麗さ、光線をうけて光輝く所なんか、まさにそうです。 シルク絨毯は、全て工房制作で工房の名前が絨毯に織り込まれており、有名工房絨毯には高い高い値段が付きます。 それだけ物が良いと言えばそうなのでしょうが。 

店主が初めてシルク絨毯で「すごい」と思ったのは、サインの代わりに蝶々の文様が入った絨毯でした。 しかし価格が合わず見送っているうちに、その店はクローズしました。 この蝶々文様は、ずっと後で、××という工房の記しだとわかりましたが、ほとんど誰も知らない工房でした。 次にいいなと思ったのがこの写真の工房です。 ファターヒという工房。 超有名ではないが、クムの工房名がリストされておれば最後のほうに出てくる工房です。 色の使い方、デザイン、品の良さ。 すべて僕好み。 クムの町を訪問したときに絨毯屋を探したのですが、限られた店舗のみ。 多分(ですが)制作、ちょく、テヘラン配送、と思われます。 それも有名工房のものは予め予約され大きな店舗、マーチャントに直接捌かれているようです。

 2月8日  
 
 活動が限られます。 いつもの週末散歩でのもの。 白梅がかなり咲いてます。 このあたりでは早い方かも。 後ろに観音様?の銅像があるのですが、写真ではよく見えないかも。 電車だと、JR戸塚から大船に向けて1分もかかっていない時、左手にパッと見えます。 この観音様と白梅。 この後、一旦森のなかの道を入り、それを抜けると明学につらなる住宅街の道に急にでます。 
 1月29日  
 
 サラリーマンを辞めてからもうすぐ2年。 180度違った生活ですが、やっぱり変化が無いというのが大きな違い。 毎日店番。 小さな中華料理屋をやっていた義理の母親に言われた事は 「商いは、飽きない」。 毎日同じ事の繰り返し。 これを嫌がっては出来ませんよ、という事。 という訳でもないが、毎週末の早朝は舞岡公園。 寒くなっても結構、訪問者はそれなりに居るのですが、ピシーとはった寒気の生み出す景色はそれなりに楽しめます。 静寂というか、静謐というか。 静けさが聞こえます。 とくに木々の表情に注目です。
 1月18日  
 
 年末は実家の兵庫県三木市に帰省してました。 毎年。 そして毎朝散歩します。 板塀のもう何年たつやろ、という古い家並みが結構残ってます。 行政もこの古い家並みの保存に力をいれているようです。 所々に歴史の由来とか説明がされてます。 このおかげで、どこでもあるノッペリした地方都市(というより田舎)になってません。 エライ! リッパ!

しかし盆地である三木は、瀬戸内海気候に属しながら冬は寒い。 個人的には、こんな古い家には、お金をもらっても住みたくありません。 すぐに風邪をひきそう。 まあ根性が無いという事で勘弁して。


 1月10日  
 
あけましておめでとうございます。 DAIRYは、何とか3つめに
突入しました。 数えで3才。 満で1.5年。 賀状にも書いたのですが、この事業を始める前に調べていたときに個人事業というものは大体が短命で平均寿命は2年。 会社組織になるともっと長くなりますが。 という事で、先ずのビジネスターゲットは、店の寿命が2年を超える事と極めて身近な所に置きました。
その賀状につかった写真が左。 キャプションは、「孫と機関車トーマス。 研究熱心はエエ事や。」