写真は、クリックすると大きくなります。  
   
   
 

 

エルサレムが脚光を浴びたので、昔の写真を探してみた。 ちょうど、この時くらいから

デジカメを使いだしたようでイスラエル出張のデータが残っていた。 2006年。

入国の時にパスポートにハンコを押していいか?と聞かれてポカンとしていたくらいの

中東音痴で、この2年後にUAE駐在になろうとは夢にも思ってなかった。

このハンコのおかげで、パスポートは捨てざるを得なかったが。

写真の一つは、テレアビブのホテルから見た地中海。 海岸沿いにホテルが並んでおり、

地中海からの風の気持ち良さ。 この海岸を毎朝ジョッギングをした。 最高!! 

もう一つは、テルアビブとガザの中間にある町。 これからの駐在者が暮らせる住居がどこにあって、どれくらいするかのチェックのため訪れた。 たしかハイファだったか。 見た通りの新興都市で、新設アパートの建設が急ピッチで進んでいた。 ロシアから移住者を受け入れている。 今では、旧ロシア人は、イスラエルの大きな政治勢力になっているらしい。

最終日、別ミッションで来ていたアメリカ人はエルサレムに観光パックに出かけたが、当方はまったく興味もなく、今になればあの時に行っておけば。 残念。

一般的なアメリカ人と日本人のエルサレムに対しての関心の差。 基本的に宗教的な事柄に興味は少ないからね。 お前だけ? か。

今年最後の日記となるでしょうが、一年のご愛読有難うございました。

 12月14日  
 
 

戸塚の駅のそばには、プール付きのジムが3つある。 そのうちの一つに入って4年ちょっと。 一番古い、たぶん色んな設備も、その分会費も安い。 入ったときに一悶着があった。 入会してすぐ気づいたのだが、ほんの数日、入会日をずらしただけで入会金もその他もろもろタダになるとか安くなるとかのキャンペーンが始まっていた。

しかも僕がジムの見学に行った時、入会した時すでにこのキャンペーンの告知は始まっていた。 気づかなかった自分も悪いが、分かっていて何も言わないというのがあくどいではないか!! 無性に腹がたってきてフロントに怒鳴り込んだ。

「マネージャを出せ」 女の子ではラチがあかない。 やっぱりではあるが、話は平行線。

「こんなジムすぐに辞めてやる」と穴をまくった。 

そしてその月末、フロントから電話がかかってきた。

「今月末で辞められますか?」 「ちょっと様子を見てから」とはぐらかした。

で結局4年間+アルファ。 しかし、ジム側が、ついに閉めると発表。 こっちが辞める前に向こうが辞めてしまった。 

結構居心地が良かったのだ。 利用するのはプールのみ。 スクールを除く、一般の人用には、「歩くコース」を除くと、3コースあり、いつも使うのは、真ん中の「50mをゆっくりと」。

続けて泳げる人がゆっくりと泳ぐコースで、土日を別にするといつも決まった人のみ。

おばちゃん、おじちゃん、おばあちゃん、おじいちゃん(若い人から見ると)。誰がちょっと早く、誰がちょっと遅く、何周くらいで休むか、ずっと泳ぐか、皆分かっている。

Peaceful  & orderly の世界。 時々、早いコースの人が流し用に泳いだり、間違って初心者が泳いだりするが、それは仕方ない。 ゆっくり、リラックスして泳ぐ。 しかしちょっと頑張って長距離を。 この大事な時間を、他のジムに移って続けられるかとなると・・・。

ジム閉店は残念!! 

 11月6日  
 
 

アシュレイ・ジャッド。 写真を見れば見たことあるという女優でしょ。 MIRAMAX

有名プロヂューサーがセクハラをあっちゃこっちゃでやっていたというニュースで、

METOOと色んな人が名乗りでてます。 その被害者の一人で出てきました。 

いや、びっくり。 この女優さんが私のタイプ。 外人女優というと体も顔も大きい、目も鼻も口もでっかいという、如何にも外人というのと、どちらかといえば見た感じ小柄、顔の一つ一つの要素も小づくりというタイプがあって例えばダイアナ・レインとか、この人とかが2番目のタイプで日本人の好み。

この人がケビン・クラインと組んで有名な作曲家コールポーターの半生記を描いた映画があります。

「五線譜のラブレター」(英語ではde-lovely)。 これが又いいのです。

映画の評論では、箸にも棒にも掛からぬというでしょうが、個人的には最高。 

特にコールポーターの名曲を米国の数々のシンガーが歌うシーンがしびれます。

一つ一つの場面の優雅さ、場面の切り替え、そして歌のシーンに入っていく。

これが本当のお洒落だと、うっとり。 

映画のDVDとサントラのCDと二つとも入手。

 10月16日  
 
 
衆議院選挙です。 写真は、地元の自民党候補者の「さかい学」さんで3期目。 希望の党は、無名の新人のため、まったくの無風選挙区らしい。 西隣の選挙区は、菅官房長官の大物選挙区。 南の鎌倉市は、最近自民党に入ったばかりの浅尾慶一郎さん(地元)と 自民公認の議員(元落下傘候補)との自民党対決で、周りの選挙区の方がずっと面白い。 

地元の戸塚は、元は田中慶州さんという民進党議員が強かったが、この人は

どんな小さな集まりにも必ず顔を出すというドブ板を得意とした人だったらしい。

民進党内閣で法務大臣にしてもらった途端、暴力団との関係がばれ、辞任。 それ以来泣かず飛ばずで引退という愛すべきキャラクター。 暴力団繋がりも単に票がほしかったのでしょう。

一度、戸塚駅前のラーメン屋でラーメンを食べていたとき、隣に座った人、スーツでネクタイ、どこかで見たな~と思っていたが思い出せない。

店を出て思い出した。 ポスターで見た顔や。 そう、さかい学さん。 政治家のくせに、

ほんとにオーラのない人です。 次に駅前で見たときも顔を下にして歩いてました。

東大、元官僚、政経塾出身のエリートで副大臣も2つ経験しており、たぶん、政策的なことは強いはずだが、なかなか名前を聞かれないです。

もらったチラシにあったー好きな言葉「雑魚は雑魚なりに大海を泳ぐ」。ええ、嘘でしょ! 
 10月10  
 
 

前回に続いてアメリカの悪辣さについて。 知っている人は知っている話なんでしょうが。

NHKBSの世界のドキュメンタリーという番組を最近見始めた。 なかなか面白い。

日本以外の国で作っているドキュメンタリー番組の紹介です。

「スターウォーズ計画」というSDI構想と言われていたアメリカの宇宙計画。 1980年代の話。これは壮大なハッタリだったという話。 時のソ連は、これに対抗するために巨額の投資を続けざるを得なかった。 アメリカは意図的に、嘘情報を流して、ソ連に支出を続けさせたのです。

一方、アメリカは、サウジに働きかけ油価を低迷させる。 これは、油価のチャートを

ネットで見ると明らかで、1980年代はずっと低迷。

そのおかげでソ連は多額の支出と、収入の激減で、最終的に崩壊という道をたどる。

アメリカは、サウジの協力を得るため、サウジの原理主義のワッハーブ派の教え(国教)その他、世界標準から大きく外れた規範にも目をつぶると約束した。 123日の日記参照。

実に見事な政策です。 これで冷戦に勝ったのですから。 しかし、やり方は、あくどい。 悪辣。 

ソ連のアフガン侵攻に対抗するためアメリカは、ビンラーデン(サウジ人)初めイスラムの原理主義者にお金も武器も流して、結果、これが還流して、9.11につながったというのはよく知られた話ですが、

ソ連崩壊させるためサウジの危ないところに目をつぶったというこの時の約束も、

確実に9.11に結びついています。 これでテロリストが育ったのです。

9・11の実行者のほとんどはサウジ人。

自分の投げたブーメランが帰ってきただけ。 それをアメリカは、一方的にあいつが悪いと武装攻撃。 しかも相手はアフガン、そしてイラク。

ほんと建前と本音のこの隔離。 トランプになってその隔離がちょっとでも近づいたかも知れないが。

写真は、2週間前ですが、舞岡公園の秋。

 9月28日  
 
 これやからアメリカは信用できん! 北朝鮮の話じゃないですよ。 イラクのクルド自治政府が独立にむけての投票をしようとした時(もう終わりましたが)、勿論、周辺諸国は

大反対(なぜかは新聞を読んで)。 合わせてアメリカも「国際情勢が・・・」とか言って反対。 ええ、待てよ。

ISとの戦いで、クルド自治政府は自分の領土を守るとともに、アメリカ、イラクの

要請のもと、あてにならないイラク正規軍に代わり前線で頑張ったのはクルド軍。 当然アメリカから「うまくいったら、わるいことはせんから」とかウラで言われていたはず。 確か武器の貸与なんかもあったはず。 それがなんですか。

ISがほぼ滅んだところで、ころりと手のひらかえし。 ほんま信用ならんわ。

100年前のアラビアのロレンスのような仲介役をやった人間もおったはず。 面目まるつぶれ。 もう立つ瀬がないでしょうね。

イランにもクルドは居ます。 この前死んだ船戸与一氏の「砂のクロニクル」がまさにこの舞台。 イランの中西部の山がちな地域がクルド人の地です。 ビジャーとか

セネとかがクルド人の絨毯を作ってます。 写真は、ビジャーの絨毯で、ビジャー特有の模様ではなく花柄のオーバーオール。 こんな可愛い模様もあるのです。

もう一つはセネのキリム。 キリムにしては鮮やかな色合いです。

 9月26日  
 
 8月末に大学の友人と四国に旅行。 遅ればせながら、そこから写真2枚。 金毘羅さんと

大歩危。 四国は30歳前後に訪ねて以来なので30年以上ぶりか。 

その時は、近くの新居浜の住友化学さんにザンビアのさる会社の幹部を連れて訪問。 

仕事です。 接待頂きホテルに帰ってきたとき、この幹部から「××に連れて行け」と言われ、「ここは田舎だからそんな場所は無い。トホホ」となんとか断ったが。 

××は想像頂けますね。

これ以来、アフリカは一生、テイクオフは無いと思っています。  歴史は証明しています。

 9月14日  
 
 

昨日のプライムニュースは面白かった。 政治番組でこれだけ笑えるとは。 

核保有に関しての西部邁、中谷元、ケビンメアで西部節がバンバン炸裂、手が付けられない。中谷さんはpolitical correctnessの、「あったり前田」の言説。 本音、詭弁、なんでもありの西部さんは、何十年も修羅場で鍛えているから、どう見ても西部サイドの勝ち!!

こういう番組だから西部が出るので見てやろうという視聴者が半分以上だろうし。

しかし半ば負けを覚悟で「あったり前田」を言い続ける中谷さんもその点だけは立派。

YouTubeで見れるので見逃した人は是非見て。 思いっきり笑いましょう。

 

「朝日・岩波文化」で育てられた我々の世代は、核は、「100%ダメ」、「絶対アカン」、と教えられてきた。 初めてイラン・テヘランに前の会社の仕事で行ったとき。 この時の大統領は、まだネフマデネジャットで金ジョンウンの体重も行動も半分にしたやつだったが、やっぱし狂信的な反米言説をどこでも言っていた。 お世話になった日本商社の支店長に、

「イランのまともな人間は、この大統領の狂信的な考えに大体否定的だが、核開発については別。 なぜ西側は反対するのか? わからない。 我々はいつもイスラエルに核で狙われている。 NPT体制は完全なダブルスタンダード。 イランも核を持つべき、と思っている」という話に、これまで動かなかった頭の中の「核」回路が初めて作動した。 

確かに、今の世界の核体制は矛盾に満ちている。 

写真は週末の舞岡公園。 テーマは夏から秋に。
 9月12日  
 
 

8月最後の日、田舎から横浜に帰る日、早めに実家を出て奈良に寄ってきました。

小学校の旅行以来です。 しかし暑かった。 東大寺は中国人、台湾人で中国語があふれていたが、薬師寺・唐招提寺そして法隆寺、さすがの暑さで旅行者も少なく、じっくり見るには絶好の機会であったが、こちらはバテバテ、ヘトヘトに。

大仏殿の裏に、色鮮やかなサルスベリ、ここまでくると人もまばら。 

最後は中宮寺から法隆寺。 中宮寺の半跏思惟像はなんとも魅力的。 他の仏様は、なかなか覚えられないが、この人間的な仏像は一度見ると忘れられない。 

残念ながらどこでも、お堂のなかの仏堂は写真にとれない。
中宮寺は、ほぼ法隆寺地域内であり、頑張って歩いて法隆寺道順No.1に戻っていく。 世界遺産で広い。 大学時代、ここの近くに下宿しており時々、自転車で来たのだが、その時、どうだったのか全く思い出せない。

 9月3日  
 
 

次回カラオケ大会に備え美空ひばりを愛聴中。 それにしても「津軽のふるさと」は絶品ですね。 数あるひばり名歌のうち一番です。 

で、ジャズの中で一番、好きな歌は?

エラ・フィッツジェラルドのMoonlight in Vermontです。 前にも書いたと思うが、好きなジャズ歌手は白人女性が殆ど。 若いころジャズボーカルの二大巨頭と呼ばれたのが

サラ・ボーンとエラだったが、こんな太っちょおばちゃんが。 

と敬遠していたが、エラは、改めに聞くと、実に素直でクリアな声。 知らずに聞いたら

白人かと思うような声。 曲によっては可愛いとさえ思える。

なかでもMoonlight in Vermontは大好きです。

 http://www.geocities.jp/jazzinn5/moonlight_in_vermont6.html というページでチェックできます(それにしてもよく作った。 大したHPです)

日本語の詩と違って英語の詩は、情景がぱっと浮かぶということはありませんが、この詩は別です。 Vermont州というのはマサチューセッツ州の上にある田舎の州で州外の人はまず訪れないでしょう。 が、小職は一度NYからスキーに行ったことがあります。

それもあって田舎の夕方から夜にかけての情景が浮かんでくる歌詞も曲も素晴らしい。

CDではHello Loveというアルバムに入ってます。

 9月2日  
 
 

8月末に田舎に帰った。 こんな小さな町でもいろいろチラシを出しており1点面白いのを見つけた。 ROJI(路地)と題したチラシで、なんと三木市の旧市街地に17もの寺社があり、その写真を載せている。

三木市の人口は、確か7万人程度だが、中途半端なニュータウンとか、合併したゴルフ銀座とかあるので旧市街だけだと4万人くらい? 確かに寺社は多いな。

寺社の前の説明文でも、秀吉の三木城攻め(1580年)より前に創建されているのが殆ど。 う~~。 さすが歴史は古い。

殆どの寺社は、1時間の散歩で回れる範囲で、その中から3つをピックしました。

 7月15日  
 
 

「テロ」というニュースが出ればこの映画のことを思い出します。 「アルジェの戦い」。

たしか高校の時に見た。 政治がどうの、こうの皆目分からぬ時ながらえらく感激した。

どこがかは今になっては不明だが。 ドキュメンタリータッチで描くアルジェリアの独立運動、ここで描かれているのは、警官殺しであったり、レストラン、空港等の人が集まる場所での無差別テロ。
 
抑圧されているアルジェリア人は、抑圧するフランス人をテロ攻撃で不安に陥れ 最後っ屁の力を見せることで仲間の支援を広げていく。 歴史は最後に独立を勝ち取るのですが、映画では個別の戦いが完全に鎮圧されるところで終わり。

ほぼ50年前の映画ですが、とてもそうは思えない迫力で迫ってきます。

TVの識者は、テロを口汚く罵りますが(自分はいつも正義の側に立っていますと言わんばかりに)、テロ側にも一部の大義はあります。 最近のテロは、どう考えても賛同を得られないIS等のイスラム過激思想に基づいているので仕方のない面もありますが。 

小生は、この映画を若いときに見たことで物事は両面から見ないと、と学びました。とちょっと偉そうに。

これまで高額の中古でしか入手できなかったが、新版で安く発売されたのですぐに飛びついて、ここで紹介。

 7月3日  
 
 

続きです。 北鎌倉から長谷に移動。 長谷寺は、すごい人です。 平日、雨、関係なし。

30分ほど待ってやっと列にはいって出発。 この写真のように人のあとをついて歩きます。

前の時はもうすこし自由に動けたはず。 どうも観光バスのパック旅行に、外人さんと

前よりずっと人が増えてます。 ここが北鎌倉との違い。 これだけの群生はなかなか無いが、もうここのアジサイは止めよう。 鎌倉アジサイの3大拠点の最後の成就院はまだ工事中とか。 
隣の光則寺ではハスの花が頭上高く咲いてました。

 7月2日  
 
 

平日の雨の日。 鎌倉のアジサイを見るには、これに限る。 と思って先週ちょうど休業日がぴったりの天気。 まずは明月院。 開園前にいけば100m位の列。

前の時はこんなんじゃなかったはず、とおぼろげな記憶。 逆に開園から時間をおいた方が人が少なそう。

アジサイは、雨に濡れて美しい。 二枚目の写真は、明月院の裏です。 もう菖蒲は終わっているが、その分、人が少なくて、ここもいい感じです。 

そのあと、線路を渡って浄智寺、東慶寺に。 浄智寺の裏から源氏山に登山道ですが、

上り口にちょっとした人家。 どうもこの辺りに小津は住んでいたようです。

ここからだと大船の撮影所も近いし。 しかし鎌倉の住宅密集地にくらべ緑、緑で

自然一杯です。



 6月13  
 
 あれ~~! 4月初めにPCを変えてから書いたこのHPの日記の記事が消えてしまった。 

ある日、突然、このHPに書き込みのアクセスが出来なくなり、ソフトの販売元に電話して、もう対象外と言われながらも、やり方を教えてくれた。 それは大変助かったのだが、

そのリカバリーの過程で、PCを変えてから作成した記事がどこかに行ってしまった。 

この2カ月いろいろ書いたはずだが、DOCUMENTSのファイルを探してもさっぱり出てこない。 仕方ない。

先週、中東に関心の高い人間としては、「あっ!」というニュースが2つもあった。 カタールのサウジその他の国の断交。 それとイランテヘランでのテロ事件。 

カタールは、湾岸諸国のone of themの国と思っていたが、どうもそうでない。 

イラクやアフガンでいくらテロがあろうとイランは大丈夫と思っていたが。 と予想外の出来事が続いた。  

カタールは、ず~と昔、会社入社時に「当社はカタールに製鉄所を作りました」が宣伝文句であった。 それから30年以上たって中東駐在、カタールの一番最北にLNGプラントとしては世界最大の基地があり、かつ当社の大顧客であったので、幾たびか訪問。

しかしカタールの首都ドーハは、the most boring city(一番退屈な町)と言われ、本当何もない。 朝一番のフライトで行き、夕方帰ってくるというのが決まりであった。

そしてイランは、今も訪問している商売の地であり、ここは日本以上に安全とどこでも出歩いていたが・・・。 いつも聞いているラジオのPODCASTの「ボイス」で有本なんとか嬢と、三浦なんとか嬢が共に取り上げていたが、これは解説になっていない。 

日経に、前に一度書いた松尾記者のカタールの署名記事あるが、正直、ちょっと物足りない。

で続けて調べる。 これも前に書いた(と思うが)前田高行氏の個人のブログで、別の人の解説記事があり、よくわかる。 これは合格。 そして最後に「チャンネルくらら」という倉山満氏がやっているマイナーな所で、内藤陽介という人の対談形式ながらほぼ一人の解説番組を見つけた。 
これには、びっくりした。 
50分かけてカタールの歴史から現在のおかれた状況まで。 十分かつ平明に。 日本でカタールについて、これだけ話せる人がそんなに居ないだろう。 
後で調べるとイスラムの研究者。  トランプのことだと解説する人はゴマンといるだろうが、こういうマイナーな話題となると。 いまや良質な情報はネットとか、メージャーじゃない情報源から出ているな、と感心。





 4月11日  
 
 

せっかく桜が満開になったのに、この所、ほとんど雨。 で、昨夜はたまたま

雨もなくついでに満月。 で駅から柏尾川を、とぼとぼ花を見ながら帰りました。

おんなじことを考えている輩が前も後ろも、歩いています。 当然、カップルもいます。

 4月6日  
 
 平日の昼なのに、結構な人が出てます。 柏尾川。 どこからこんなに人が

出てくるのかという感じ。 よく見るとツボミのままも多く五分咲き位でしょう。

週末はピークで大変な人混みだろう。

 4月2日  
 
 早朝、柏尾川の桜をチェック。 まだまだやね。 ちょっとは咲いてる樹もあるので一様ここに入れておきます。 ついでに住んでいるマンション群の一枚。 もともと手前の日立の工場(解体する前は、IT工場で、その昔は車両とかを製造していた)があり、工場の施設として体育館とか運動場とかプールとかがあってそこが先に売り払われマンション群に衣替え。 しかし残った工場そのものも結局売り払われ、戸塚の南方面に日立の面影は消失。 マンションの前の何もない空間がちょうど解体された工場の跡です。

東芝と違って事業の整理をたゆみなくやっている所が日立グループ存続の証拠でしょうか。

忘れる前にちょっとした自慢。 下の19日の写真の二枚目。 神戸市兵庫区の写真。

ブラタモリの神戸編で、丁度、同じ角度から同じ風景が写されていました。

平清盛のとき、「大輪田の泊」といわれていた大輪田の地名の由縁が残っている場所という

流れでした。 如何にも古そうでしょ。 タモリがこの橋の上から眺めていたのですが、

何をしゃべっていたかは忘れた。
 3月28日  
 
 新しい同居人です。 正確に言うと同居犬か。 カミサンが連れてきました。 生後5ヶ月位のチワワ。 

先週、同期の飲み会があり、このワン公が来る前だったので小さい時の犬のトラウマを話しました。 近所の神社に住みついた何匹かの野良犬がおり、本当に怖かった。 こっちが弱っちいとなると集団で追っかけてきます。 こっちはチビだったので野良犬にとっては楽勝。 日がくれてから親に用事を頼まれて外に行くのが嫌だったな。 又、追っかけられるのでは、と。 

しかし、このチワワは、めっちゃ小さい。 踏みつぶさないか心配しながら部屋を動きます。 つぶらな瞳。 いっぺんに犬のトラウマはどこかに飛んでいきました。 

 3月25日  
 
 

東京では早々に開花宣言があったが、エエ?という感じ。 こっちはまだまだで、今朝はじっくり柏尾川を桜の木をチェックしながら歩く。 見つけたのは3輪のみ。 そのうちの2輪を写真に。 

録りためていたビデオで「シリアを遠く離れて」(NHKBS)というのを見る。 ズシンとこたえるドキュメンタリー。 シリアを脱出してヨルダンで暮らすシリア人一家。 

まともな職につけず毎日パンとジャガイモだけの悲惨な生活。 しかし一人シリアに残らざるを得なかった親父は運よくオーストリアに移住でき、家族も移住。 「やった!よかったね」となるが、段々、移住地になれてくると文句も出てくる。 ヨルダンでは泣きながら「教育を受けたい」といっていた長男も結局、学校についていけずドロップアウト。 感動巨編だけでなく人間の実相もきっちりとらえている。 シリアは行ったことはないが、駐在時のUAEの代理店の社長は、シリア出身で、周りもシリア出身者だった。 

シリアは、油も出ず、大した産業もないので、仕事を求めて多くの人は海外に出る。

社長は、昔は夏は3か月位、シリアに帰っていたが、当分帰れない。 シリアの家も

どうなっているか。 しかしシリアに住んでなかっただけでもマシ。  

それを思うと、日本に生まれた我々はなんとラッキーな事か。 この安全、平和、豊かな社会を作ってくれた先輩に大感謝。 しかしこの所のカゴイケ事件。 国会は遊園地か、こんな事を続けていたら、いずれシリアになりかねん。
 2月21日  
 
 最近絨毯の記事ないな~。 絨毯屋のくせに。 と思いながら、YOUTUBEで面白い

のを見つけてしまったのでそちらを優先。 伊藤貫さん、知ってますか? ワシントンに住んでいるアナリスト。 西部すすむさんのMXの番組で彼の米国政治情勢の説明は非常に分かりやすい。 かつポイントをついている、といつも楽しみにしていました。 

店主は、9.11の次の年まで米国に駐在していたが、日本とはかけ離れた貧富の差、これはDEMOCRATSに頑張ってもらわんと!と単純にその時は思っていたが、時代は変わり、様相はずっと複雑です。 トランプ現象で、いろんな論客が百家争鳴。 しかしピンとくる説明はなく伊藤さんの登場を心待ちにしてました。 西部さんの番組でやっと伊藤さんが登場。 あっという間に終わってしまう。 もっと見たいな、と思っていると、YOUTUBEで慶応での伊藤さんの講義、1.5時間の録画がある。 これを見ると「なぜサンダースがあれだけ人気があったかの?」「逆にヒラリーの不人気はなぜ」「(あんないい加減な)トランプになぜ一定の支持があるのか」

伊藤さんの説明は、ノドに詰まったものが取れるように、分かりやすい。 

興味がある人は一度、YOUTUBEでチェック下さい。 

でここから絨毯に行きます。

今回の買付でアプチン(工房)の赤のメダリオンを買ってきました。 実はこれは同じ工房、同じ図柄、同じ色使いで3枚目です。 手織り絨毯は一品一様と言われますが、

ノマッドとか遊牧民とかの絨毯を別にするとデザインを先ず制作するので(板の版を作ります)、良く出来たデザインを一回限りにするのは勿体ない。 よって同じ絨毯を何枚も作るが、手織りのため精々作ったとしてもMAX100枚には届かないだろう。 それが世界にばら撒かれるので同じ絨毯には中々巡りあわないとなる。 上が2枚目の購入絨毯、下が3枚目の購入で赤の色が若干、異なる。 二枚目は明るい赤で、3枚目はエンジが入ってきている、程度の差がある。 イスファハンの華やかさ、品の良さ、精巧、その全てを表した絨毯。 お客様が最後、これを選ぶのは、やっぱりという気がします。 

今回は、イスファハンのオッチャンがアプチンさんにテルし、まだポリッシュ前(表面をカットし、揃える作業)のを持ってきてもらったものです。 ほんとうの出来立てでした。

 2月13日  
 
 週末に久しぶりに舞岡公園まで散歩。 寒さにかまけて近場の散歩で済ませていた。

公園といっても森+森の中の散歩道+αという感じで、普通の公園とは程遠い。

一つ目の写真は、途中にあるお寺の梅。 お寺の観音さんの背中を白い梅のなかに入れた積りが如何せん小さい。

+αと言ったのは、公園内に田んぼもあり、何とこんな提示版が貼られていた。 周りには人家はなく、人っ子一人いない夜中、真っ暗な中を農作物を盗んでいくとは。 これはこれで結構恐ろしいと、怖がりの自分は思ってしまう。
 2月11日  
 
 
   年末にイスファハンのオッチャンからテルあってイランリアルが1ドル4万リアルを  超えてしまった(多分、初めて)「大変だ!」という事であった。 核合意破棄がち  ょっと鎮静化してきたため現状は3.8万リアル位まで戻してきているが、ちょっと  異常。

前にも書いたが、経済封鎖を解かれても為替は正常化するどころが逆に振れている。

最近NHKBSを聞いていたらイランのローハーニ大統領は、ミサイル実施への制裁の後か「トランプ大統領は政治の素人だ、物事を学ぶには時間がかかる」と語っている。見事なコメント。 どの国のトップより的確なコメントではないか。

前大統領のアフマネネジャットだとアジ演説で散々トランプをこき下ろしていただろう。 

そういえば、前にも書いた高橋和夫さん、YOUTUBE をチェックすると国際政治学者としてラジオにも時々出ているが、米国のところは「普通」、はやり中東を語ってほしい。図書館で、「中東より世界が崩れる」という高橋さんの最新刊を借りて読んだが、良く整理されており流石である。 ついでの中東情報。 前田高行さん。 このひとは中東駐在の長い普通の人? ドバイ駐在前に「アラブの大富豪」という本を読んでとても面白かった。 彼のHPは、中東の有益な情報を流しており、会社への報告書で何度も使わせてもらった。

このHPで最近「中東戦後の70年」という特集を書かれており、これも読ませる。

まあ、中東に興味ある人は少ないだろうが。 おすすめです。

ついでにトランプ関連で一つ。 最近頭に来たこと。 ある評論家が、入国禁止の大統領令を、オバマ政権のやっていた出入国関連法のフレームアップでしかないと言っていた。 ええ、ほんまか? 

小職のパスポートはイランの入国のスタンプが押してあり、米国への入国にビザが必要(普通、日本人は不要)という事は知っていた。

調べたが、オバマ時代の制約は、これ以上の事ではない。 だから今回の大統領令とは全然違う。 それをひいきの引き倒しで、単なるフレームアップとウソを言ってはイカン。 このひとのコメントはこれからキカン。

 2月2日  
 
 家といってもマンションの9階ですが、道路を隔てて日立のITの工場があります。

というより、ありました。 道のこちら側は元々、日立の運動場やプールや体育館やその他もろもろ日立村の付属施設、これを次々と売っていき一体はマンション長屋に衣替え。 

そしてついに本丸の工場までも解体工事に入りました。 といっても、どうも、駅の向こう側に一大集結するようで、戸塚=日立村という図式そのものが崩れる訳ではないようです。

日立の解体工事には、当然の事ながらグループ会社の日立建機の重機が工場内を縦横無尽に走り回っています。 上からですからよく見えます。 日立建機は、クレーンも含め、総合建機メーカーですので他社の建機メーカーが入る余地はありません。 

のはずが、なんと懐かしのコベルコのクレーンが仕事をしているではありませんか。
コベルコブルーというメーカー指定の色なのですぐにわかります。 

しかも横にはコベルコ建機のショベルまで動いています。 日立の工場で大丈夫かな??と思わざるを得ませんが、自分が売っていたクレーンを目をするのはうれしいものです。 多分、売れ筋の250トンで、街のなかではなかなか見かけない大きいサイズです。

 1月30日  
 
 神奈川県が作った小冊子「輝けシニア企業家」が発行されました。 え~と、これに

小職も載せて頂いたので一様、紹介しておきます。 店に時々来て頂いてるタウンニュース(地元の新聞です)の記者さんとの関係で取り上げて頂きました。店を開くことになった経緯とか、現状とか・・・・県庁とか市役所とか区役所とか、そんなところに置くらしいので殆ど目にすることもないでしょう。 が、どうしても見たいという人は、ご連絡下さい。 送ります。 多分、希望者はいないでしょう。か??

 1月23日  
 
 年末だったか年始だったか、NHKBSで世界のドキュメンタリーの再放送をやっていて
一つ面白いのがありました。

中東に駐在していたので当然、この地は気になるのですが「Saudi Arabia uncovered 」という英国で作られたドキュメンタリーにはちょっとビックリです。 これをたとえばNHKが作ったとなれば国際問題でしょう。 

ドバイ駐在時、サウジには何度も出張で訪問しましたが、殆どの中東の国がアライバルでビザが発行できるが、サウジは事前入手がマスト。 そのたびにエージントに行き、代理店に発行を頼み、面倒その上ない。 サウジに入ればどこも女性の影はなく空気が重くなってきます。大体、無愛想な人間が多く、行って楽しい所ではありません。

そういったベースの上で、この番組を見ました。   公開処刑のことが語られます。

宗教の紐帯のキツイ国で、欧米の価値判断から一方的に人権侵害を糾弾するのはオカシイと思いました。 が、その後の説明に入ると、

1.サウジの国教であるイスラム教ワッファーブ派の教えは、非寛容で暴力的な原理主義

IS国が基づく原理主義)に極めて近い。 しかも、それを学校で教育している。

2.9.11では首謀者の殆どがサウジ人だったが、現在も原理主義過激派にサウジの

王族の一部からお金が流れていると言われている。 なんと今の国王のサルマン国王からも流れている。

と、ここまでくれば「アウト!」でしょう。 しかしサウジの原油が大事な欧米は声を上げません。

これから見ると、アルカイダをかくまったアフガンはまだ可愛い方ですよね。 しかし

欲しい資源がなかったので米国にボコボコにされました。

写真は、ある石油会社のドバイ支店開所式での記念品です。 サウジの3大都市。

黒いのは原油。

 1月23日  
 
 前にStacey Kentを紹介しました。 わかりやすい発音ですが、ちょっと複雑な構文の英語だと意味不明(日本語でも楽曲の詞は分かりにくいでしょ。と言い訳)と、英語の詞をチェックしました。 すると新曲の殆どは、KAZUO ISHIGUROとなんと日本人!? 

そうです。 英国映画で英国文化のど真ん中をいくような「日の名残り」という古いお屋敷の執事が主人公の映画がありましたが、それの原作者。 今じゃダウントンアビー。それを日本人が? と当然疑問に思うので昔、調べた事があります。 5歳のころに英国に渡り、今や、日本語は確か、「読む」か「話す」かがちょっとだけ出来るだけのレベルだとか。 そうじゃないとあんな原作は書けません。 で気にかかっていた人です。 

で、今回改めて調べると1954年生まれで、ここは一緒です。 片や英国の大文学者、片や砂の真砂ですが、それはいいでしょう。 

ラジオの番組で、Ishiguro先生がStacey Kentのアルバムを聞いていると言ったのをStacey嬢がラジオを聞いていて、それをきっかけに知り合い、時々一緒にメシを食べようとなり(旦那も一緒と、念のために書いてあります)、じゃ作詞もお願いとなったという流れです。 おしゃれな話です。 

それの一発目がBreakfast on the morning tramで、これもいいです。 次がChanging lights。 個人的にはやはりChanging Lightsの方がより音楽的なふくらみがあると感じました。 と気になる二人がここで結びついたので単純にうれしかったのです。

1月9日   
 

明けましておめでとうございます。

先週の土曜のテレ東のアド街見ました? なんと大船。 岡山の友達から見たというメッセージをもらったので、岡山でもやってた?のかしら。 あまりにローカルという気がします。 全国区の知識としては松竹の大船撮影所(小津もトラさんも撮っていた)

くらいでしょう。 仲通商店街が湘南のアメ横と言われるほど気合の入った商店街で、人も多いのでどうしてもここが中心で、後は大船観音くらい。 残りは、鎌倉市と言いながら鎌倉に入れなかった住宅地という感じ。

アド街は、映してもらうのに金が絡んでいるという噂もあって、最近はトンと見ませんでした。 我が町、戸塚編を見たときも「なんでここが?」という選択あり。 

しかし今回は、居酒屋で有名な観音食堂と、居酒屋ファンなら皆な知っている鳥恵をきっちり網羅しており妥当な選択です。 大船で店を開いて、まだ4年も経っていないのに偉そうです。 週に一度くらい弁当を買う(普段はカアチャン特製弁当)総菜屋が19位に入っており、ココの丼ぶり系弁当は超おすすめ。 安いだけではダメ、美味しくなければ。

写真は、今年の年賀状でつかった孫二人。

 
 1月9日  
 
 No sun in Kobe.

年末の散歩、友達に会うまでの空いた時間、新開地からそのまま南に歩いていきます。 

海にぶつかり西方向に向かっていくと神戸中央卸売市場。 この近くでとった写真がこれ。 後で見返して陰影がくっきりで、とてもスマホとは思えん。

この時聞いていたNo sun in Veniceにあやかり、No sun in Kobe. 

元の道にかえって奈良漬の匂い。奈良漬の製造会社の工場に、本社も横に。 大好物です。本社の一階に直売所もあって、何とナスが輸入品なら100円台。 安い! 2個購入。 

戸塚スーパーで300円近く取られるのに。 後で友達に聞くと関西では有名ブランド。 まだ食べてません。 

このあたり、昔は神戸港の中心で新開地に繋がるラインで賑わったところらしいが、

今や閑散そのもの。 元の道をたどってハーバーランドに入った途端、えらい人混みです。