新規仕入れ(2018) | |||
no.292 200*146 ヤラメ 91,000円 |
ヤラメのドザールサイズ(2m×1.35m前後)。 ヤラメはトライバル・ノマッドの通例として小さいサイズが多く2mサイズは少ない。 が、2mの純正ペルシャ絨毯がギャッベと同じ価格レベル、で前回仕入れ時は早めに売り切れた。 それもあって、今回は2mクラスのヤラメを3枚仕入れ。 |
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no293 199*147 ヤラメ 91,000円 |
典型的なヤラメ模様と色使い、で292と同じサイズ。 3連のダイアモンドシェープを真ん中にさいしフィールド内は同じ細かい文様を何度も繰り返す。 ボーダーもひし形文様を繰り返すので抑えた色調と相まって落ち着いた印象を与える。 |
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no296 258*258 ビジャール 400,000円 |
ビジャール。 重たいです。 さすが「鉄の絨毯」。 小職一人では持ち上げるのも難しいので、この絨毯は取り扱う人間を限る。 年に一回は、外に干して風を通したいとか。 ひし形にヘラティ模様を散らす、ビジャールそのもののデザインであるが、1cmに7ノットなのでビジャールとしては本当に細かい織りの上質の大判絨毯。 258cmのきっちり正方形であり、このサイズのがっちりした赤の絨毯を探している人にはびったりである。 |
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no297 195*130 ナイン 480,000円 |
日記の方でも書いたが、イスファハンに来るたびに見ていた珍しいデザインのナイン。 言われた値段が高すぎて見るだけだったが、今回リアル安を利用して思い切って購入。 |
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no298 248*148 ケルマン 250,000円 |
店閉鎖のセールで、ケルマンはかなり売れてしまったので、今回イスファハンで探した一品。 が、それほどイスファハンのバザールでは多くのケルマン絨毯は見つからない。 テヘランのバザールか、ケルマンその地に行くか(未訪問、アフガンに近く、麻薬の関係もあり外務省では「いくなよ!」という危険警告)。多分、今後行くこともあるまい。 経年50年の絨毯。 現地でクリーニング。 Thousands of flowers そのままの、花が絨毯全面に溢れる一品で経年からいっても十分鮮やか。 他の友達の店で、ケルマンをいくつか見るが、なんと店主がこれまで売ったのと全く同じデザイン。 それほど多くのケルマン絨毯のデザインは無い、という証左か。 写真は酷いので、はやく入れ替えます。 |
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no299 198*126 イスファハン アバスマンスーリ 350,000円 |
ここからイスファハン絨毯。 で最初は、アバスマンスーリの4枚。 ドザール(2m× 品の良さ、色使いのうまさ、品質の確かさ、ノットの細かさ、どれをとっても一級品。 とくにアバスマンスーリ絨毯の気品の高さは特筆すべきと思う。 これはピンクのバラをメダリオンもエスリムもフォーコーナー(フィールドの角の部分)にも、すべての箇所に使ってしまうという逆転発想が成功している。 |
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no300 230*148 イスファハン アバスマンスーリ 420,000円 |
アバスマンスーリ絨毯の2枚目。 でガリッチェサイズ。 いろんなデザインをマンスーリさんは使っているが、これは代表するデザインの一つだろう。 花をブロックで使って、6×4で、24個のブロックから成っている。 バクチアリと同じような構成であるが、 受ける感じは別物。 マンスーリ絨毯のなかでも気品の高さを特に感じさせる。 ボーダーも同じように花文様をジグザグに組み合わせている。 |
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no301 223*148 イスファハン アバスマンスーリ 420,000円 |
これもマンスーリ絨毯のガリッチェサイズ。 正方形をひし形のポジションにして何層にも重ね、間に得意のいろんな花模様を入れていくという、いかにもマンスーリらしい絨毯。これまでのイスファハンの伝統的なデザインをどのように崩し、発展、改良していくかが分かる。 |
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no302 215*129 イスファハン アバスマンスーリ 370,000円 |
マンスーリ絨毯の4枚目。 花瓶をひし形の中でリピートするという、花と幾何学を融合させた得意のパターンだが、マンスーリの代表デザインの一つだろう。 フィールドのバックが濃紺になっている。基本形は、フィールド、ボーダーともクリーム色がマンスーリ絨毯であるが、デザインによってはそれ以外の色のバックも使用している。 これはその一つで、フィールド濃紺、ボーダークリーム色で、よりインパクトは強い。 |
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no303 231*161 イスファハン アフマドダルダルシティ 470,000円 |
ダルダルシティファミリー、アフマド・ダルダルシティの作。 ガリッチェサイズ。知る限り、彼のデザインは、ほぼ同じもので絢爛豪華の一言。 若干の色違いとデザインの細かい差異程度ではなかったか。 一番の違いは、フィールドがシルクベースか、ウールベースかという違い。 その分、価格の差異も大きい。 この絨毯はシルクベースのぶん、より高級感は強い。 残念ながら、この写真では、豪華さが十分には表れていないが(写真家がお粗末)、 |
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no304 196*136 イスファハン ダバリ 410,000円 |
ダバリのドザールサイズ。 イスファハンの絨毯屋(イスファハン絨毯をメインにしている店)で一番置いているのはダバリ絨毯。 |
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no305 250*185 ナイン パフレヴァンサファイ 400,000円 |
森の中に遊ぶ動物たちというテーマの絨毯はナイン絨毯の一角を占めており個人的にも好きな絨毯である。 その中でパフレヴァン・サファイは高名な工房。 この絨毯は、2.5mのパルデサイズの大きな絨毯。 サファイの工房名のサインは、どうも後付けであるが、今回見たサファイの絨毯の特徴(赤の使い方)から見て、この絨毯もサファイで間違いないと思う。 他で見たサファイの絨毯は、逆に工房名のサイン無し。いずれにしろ見るのが楽しい絨毯で、please enjoy it. 10~20年の経年。 6LA(シシラ)。 |
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no306 248*161 ナイン 400,000円 |
これもナインのパルデサイズで同じく10~20年の経年。 一面的な見方かも知れないが、新規のナインは惹かれる絨毯は本当少ない。 これと思うのは、大体10年以上の経年の絨毯である。 シンプルであるが、フィールドの深紺が印象的なメダリオン絨毯。 ナインの一番の特徴である、品の高さが伺える一品。 これも6LA(シシラ)。 |
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ギャッベ | |||
G-144 174*120 73,000円 |
店を畳んで、今後は自宅マンションの一室に保管できる絨毯分しか置けないので、ギャッベは諦めるつもりであったが、いままでの習慣で、思わず、5枚購入してしまった。 基本的に細かいノットを扱うつもり。このギャッベは、クリーム色をベースに赤や水色のストライプ、細かい文様をちらした可愛いギャッベ。 ノットは、1cmに4ノットで細かい。 |
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G-145 161*102 44,000円 |
これは普通の織りのギャッベ。 周りがナチュラルのクリーム色(早い話が染色しないそのままのウール)で、フィールド部分は暖色系の色のウールを横に何重にも並べている、 個人的にすきなデザイン。 |
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G-147 131*86 42,000円 |
よくあるパッチ模様のギャッベだが、ノットは、1cm4つで細かい。 |
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G-148 233*160 131,000円 |
今回のギャッベのなかでも押したいのは、G-146の芸術性と、このギャッベ。 233cm×160cmなのでかなり大きい。 又、ギャッベなので重い。 しかしノットは1cm4ノットで、このサイズとしては細かい。 普通、このサイズで細かいノットは極めて少ない。 またこの赤が素晴らしい発色。 真ん中の部分も、上下の濃い赤も。 デザインは、真ん中の樹からツリー・オブ・ライフ。 |
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G-149 240*161 86,000円 |
G-148と同じサイズだが、ノットは普通。 こっちはグリーンの色が素晴らしい。 |